山口の保育園事情と保育園の探し方

/ 5月 7, 2022/ 子育て・保育

山口県の保育園事情

山口県の保育園は、2019年時点で302校あり、全国ランキングでは34位となっています。
全国的に見て数が少ないという点は否めません。
しかし、実は山口県では待機児童が少ないというデータがあります。
2021年の自治体の調査によると、県庁所在地でもある山口市では14名の待機児童が確認されていますが、2番目に待機児童の多い下松市ではわずか1名という結果となりました。
共働きの増加や保育園不足による待機児童が社会問題となる中で、この結果は快挙といえます。

山口県で保育園を探す

共働き家庭において、日中子どもを見守ってくれる保育園はとても助かる存在です。
しかし、保育園選びに際して、「どうやって探せばいいのかわからない」「認可保育園、認可外保育園どちらにする?」などの悩みは付きものです。
そんなとき頼りになるのが、自治体に設置されている保育課や福祉課です。
例えば、お住まいが山口市の場合は、山口市役所の保育幼稚園課に、下関市の場合は、下関市役所の幼児保育課に行きましょう。
自治体は、市内にある認可保育園に関する情報を網羅しています。
保育園に関する有益な情報を得るなら、まずは自治体へ相談しましょう。

認可保育園と無認可保育園

保育園選びの際、議題に上がることの多い認可保育園と認可外保育園の違いについて少し解説していきます。
認可保育園とは、簡単にいうと児童福祉法の基準を満たし、かつ都道府県知事から認可を受けて開設された保育園のことを指します。
厳しい規定を満たし、認可を受けているという点において保護者から人気があり、競争倍率が高くなっている傾向にあります。
また、認可保育園は自治体によって保育料が設定されているため、金銭的負担が軽く済むという大きなメリットがあります。
一方、認可外保育園は児童福祉法の基準の一部が満たされておらず、認可を受けていない保育園のことを指します。
認可を受けていないというと不安の声が上がるかもしれませんが、自治体独自の基準は満たしているため、保育環境は問題ないといえます。
また、認可外保育園では延長保育や預かり保育などに対応していることが多いため、保護者の仕事が遅くなってしまっても子どもを見てくれます。
認可外保育園は、特に忙しい保護者にとってなくてはならない場所だといえるでしょう。
このように、保育園といってもそれぞれに違った特徴があります。
ご家庭の状況を把握した上で、お子様と保護者の方にとって最適な保育園を選びましょう。

Share this Post