客観的な立場から見た本当に良い歯科クリニック

/ 5月 17, 2023/ 医療・看護

本当の意味で良いクリニック

「良い歯科クリニック」を選ぶのは、大変難しいことです。ネットで検索すれば、数多の歯科クリニックがヒットしますが、確実とは言えません。そもそも「良い歯科クリニック」の基準は人それぞれになるので、何とも言えないのです。
そこで出来るだけ客観的な立場に立ち、本当に良い歯科クリニックについて掘り下げてみました。

患者数が多ければいい物でもない

ネットでは「良い歯科クリニックは患者数が多い」と書かれていますが、確実ではございません。そもそも1日で診られる患者の数には、限りがあります。大都市のど真ん中にあるようなクリニックならば、大勢の患者にも対応はできるでしょう。しかし泉町の歯科クリニックとなると、どうしても限られてしまいます。クリニックの規模に見合わない患者数を承れば、1つ1つの治療はどうしてもおざなりになるのがオチです。
勘違いしていただきたくないのは「承る患者数が少ない所=良い歯科クリニック」では、ありません。適切な患者数を診ているかどうかが、重要な指針になります。症例数だけで安易に判断は、できないのです。

衛生管理はしっかりしてるかどうか?

衛生管理がしっかりしているかどうかも、見極めていきましょう。最近は「クラスBのオートクレーブを導入」と銘打っている歯科クリニックが増えていますが、何の参考にもなりません。クラスBのオートクレーブとは、ヨーロッパ基準の滅菌器のこと。ただ滅菌器があるからとはいえ、必ずしも「良いクリニック」とは限りません。
設備よりも重要視したいのは、グローブの取り扱いです。グローブをしたまま、クリニックの設備を触るのは絶対に許されないこと。衛生管理がガバガバになっている恐れがあるので、要注意です。

スタッフの定着率が高いかどうか?

最高の歯科クリニックは、スタッフの定着率が高いことでしょう。歯科クリニックの裏側の裏側を知っているのは、スタッフ達です。もしクリニックに何かしらの違和感があれば、すぐに辞めて他の職場に転職します。
本当の意味で良いクリニックは、スタッフも治療を受けているクリニックになるでしょう。定着率が高いクリニックほど、スタッフも治療を受けている可能性は高いです。

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