広島で感じた“居宅介護”の温かさ 家で暮らすことを支える人たちの物語
いや〜、正直な話、親の介護が始まるまでは「居宅介護」って言葉、ちゃんと分かってなかったんだよね。でも実際に関わってみて思ったのは、「これはただの介護サービスじゃなくて、“人と人のつながり”そのものなんだな」ってこと。広島って街の人が温かいってよく言うけど、介護の現場でもそれをめちゃくちゃ感じた。
居宅介護って、家族だけじゃない“チーム”で支える介護なんだ
うちの場合、母が足を悪くしてから家の中での生活がちょっと大変になってね。最初は家族だけでなんとかしようとしてたんだけど、思った以上に難しかった。そこで相談したのが、広島の居宅介護支援事業所。
担当してくれたケアマネージャーさんが本当に頼もしくて、「お母さんが安心して自宅で過ごせるように、一緒に考えましょう」って言ってくれたんだよ。訪問介護のヘルパーさん、訪問看護師さん、福祉用具の担当さんまで、一気にチームができて、家の中が少しずつ“暮らしやすい空間”に変わっていった。
広島の介護現場には“あたたかさ”がある
ある日、訪問介護のヘルパーさんが来てくれて、母の好きな話をしながら掃除や食事の手伝いをしてくれてたんだけど、その空気が本当に穏やかでね。まるで家族が増えたみたいな感じだった。ヘルパーさんが帰ったあとに母が「今日は楽しかったねぇ」って笑って言ったのを聞いて、なんか胸が熱くなったんだよ。
広島の人って、やっぱり人との距離が近いというか、世話焼きで優しい人が多いんだよね。介護の現場でも、そういう人情味がちゃんと息づいてる。ケアマネさんも、「お母さん、最近笑顔増えましたね」なんて声をかけてくれたりして、ほんとにありがたかった。
“家で暮らす”という当たり前を守る力
介護って、どうしても大変なイメージがあると思うけど、居宅介護を通して感じたのは、「自宅で過ごせる」っていう当たり前が、実はすごく尊いことなんだってこと。病院や施設に入るのももちろん選択肢だけど、家で過ごす時間には、その人の人生や思い出が詰まってる。
居宅介護のスタッフさんたちは、ただ“手伝う”んじゃなくて、その人らしい生活を続けられるように支えてくれるんだよね。僕も最初は不安だらけだったけど、今では介護を“チームでやる”っていう感覚がしっくりきてる。