災害ボランティアに参加するには?

/ 1月 23, 2023/ 日々

悲劇の福井を救ったのは?

2004年に福井を襲った豪雨は、多くの被害者を生み出しました。建物の大きく損壊し、大勢の人の生活に支障が出たほどです。絶望的な中で福井で災害支援をおこなったのが、有能なボランティア達でした。
当時はかなりの猛暑だったにも関わらず、汗だくで家屋や床下の泥出しや清掃に尽力してきたのです。ボランティアがいなかったら、どうなっていたのか…。困っている人の助けになりたいと、ボランティアを希望している方も多いでしょう。そこでボランティア活動をおこなうにはどうすれば良いのか、紹介します。

ボランティアの参加方法!現地の情報を掴む

まずは何よりも、現地の情報をしっかり掴むことです。災害が起きたばかりは混乱し、何をどうして良いのかもわからない状態。被害状況も分かっていないなかでのボランティアは、あまりにも無謀過ぎます。
そこで現地の情報。マスコミでも構いませんし、自治体が運営しているSNSもチェックしましょう。可能であれば、災害ボランティアセンター(以後「VS」表記)に連絡を取って下さい。

参加の段取りを決める

災害VCと連絡が付けば、いよいよ参加の段取りを決めていきます。何がどうボランティアに求められているのかは、現地の情報がなければ何もわかりません。また本人がどんなに強く希望していたとしても、ニーズに合わなかったら参加できない場合もあります。
もし現地のニーズにピッタリ合っていた人材であれば、到着時間・場所・持参物・手段・食料調達可否等を確認。災害VCではある程度の器具は揃っていますが、絶対ではありません。ある程度の道具を揃えておくのも、ボランティアの大事な仕事です。

ボランティアは観光じゃない

ボランティアは観光ではありません。就活や進学を有利に進めるための活動でもなければ、子供の教育の手助けになるものでもないのです。主役は災害に遭われた方であり、ボランティアではありません。
食料や宿泊場所は、必ず自分で確保するのが絶対条件。宿泊施設は絶対に使えませんので、テントの用意も必須です。繰り返しになるようですが、ボランティアはお客様気分で行くものではないのです。

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